毎日新聞に紹介されました

2010年9月11日の毎日新聞朝刊

セイゴ会とごとう醤油が共同開発した『ワタリガニ専用のカニ酢』が、2010年9月11日の毎日新聞朝刊で紹介されました。

掲載内容

ワタリガニを美味しく

専用「カニ酢」開発

ごとう醤油と漁師がタッグ

【本文】

五嶋醤油醸造元(八幡東区)と、曽根漁業組合(小倉南区)の若手漁師ら6人で作る「セイゴ会」は、地元産ワタリガニをよりおいしく食べられるカニ酢を開発した。カニを最もよく知る漁師のアドバイスを受け、醸造のプロが作り上げた。雄ガニ用の「雄酢(オス)」と雌ガニ用の「雌酢(メス)」の2種類で「地元のカニをおいしく味わって」とPRしている。13日から販売する。

食にかかわるさまざまな分野の人をつなげる市の地産地消サポーター制度がきっかけで、北九州にかかわる商品作りを進めていた醸造元4代目の五嶋隆二さん(32)と、地元海産物の美味しさを伝える活動をしてきたセイゴ会がスクラムを組んだ。

曽根干潟沖産のワタリガニは、夏がシーズンの雄は身がしっかりとして甘く、秋以降に卵が成長する雌は濃厚な味になるのが特徴。五嶋さんはセイゴ会と話し合う中で、味を引き立たせる専用カニ酢作りを思いたった。

雄用は米酢ベースでまろやか、雌はリンゴ酢ベースでさわやかに仕上げた。天然ものは天然の調味料で味わってほしいと無添加にこだわった。

待望の商品に、セイゴ会の恵良義一会長(49)は「そのままでもおいしいが、さらにおいしく味わえる。地元でよいカニが取れることも、もっと知ってもらいたい」と喜んでいる。

1本(150ミリ)400円で、小瓶(70ミリ)は250円。五嶋さんのホームページで詳しく紹介しているほか、生きたままのカニやカニ酢のセット発送も受け付ける。