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豊前海(ぶぜんかい)にある曽根干潟(そねひがた)は、福岡県北九州市小倉南区大字曽根から曽根新田地区の瀬戸内海(周防灘)に面する干潟で、 沖合い約5km、面積約517haで、瀬戸内海では最大規模です。
潮の干潮時には干満の差は最大4mにもなり、海岸から約1.5km沖合いにある間島付近まで歩いて渡れるようになります。
曽根干潟には様々な生き物たちが生活しており、食物連鎖によって生態系が守られています。
なかでも、二枚貝やゴカイなどの底生動物の捕食による浄化作用はひときわ優れており、干潟のきれいな環境が保たれています。
また、曽根干潟は、シギ・チドリ類などの渡り鳥の飛来地として有名で、ズグロカモメ、ツクシガモ(以上環境省の鳥類レッドリスト指定)、ダイシャクシギ等の越冬地となっています。
環境省のレッドデータブックに指定されているカブトガニの生息地にもなっており、絶滅が危惧される生物の生息地として知られています。
これらのことから、ラムサール条約に曽根干潟が登録されることを目指す動きがあります。
カブトガニ
日本有数のカブトガニの産卵地として広く知られ、「曽根干潟・カブトガニ自慢館」があります。
海と日本PROJECT IN 福岡
カブトガニ自慢館
野鳥
潮の引いた干潟をと思い、堤防に出ると、数人の方が何やら観察、撮影されているのが見られました。すわ珍鳥かと急いで近づいて伺うと、ペリカンとのこと。
九州神社紀行
曽根干潟の魅力が全て見れる動画です。圧巻!!!
テレQの生き物押しの動画です。さすがテレビ局!
セイゴ会が経営しているカキ小屋の「はちがめ」です。